東京の昨夜の雪はどこへやら、今日は冬らしい寒い晴れ日となりました。
今日は仕事はオフ。
午後から大手町のパレスホテルへと向かいました。
お世話になった方の「送る会」に参加するためです。
名前は関原健夫氏。享年73歳でした。
がんに6回、心臓バイパス手術、ステント治療6回という度重なる大病を乗り越え、多くのがん患者と家族を支援。がん対策推進協議会委員・中医協公益委員・先進医療技術評価委員等多くの医療関係の公職を歴任。 01 年闘病記「がん六回 人生全快」出版、09 年は「NHKスペシャルー働き盛りのがん」として、その生きざまはドキュメ ンタリードラマ化された、そんな人でした。
今や「生涯のうちに2人に1人はがんになる」と、
最近はテレビからもよく聞こえてきます。
それだけがんは身近な病気ですが、身近な人が旅立つのはとても残念なことです。
昨年収録された「治療中のがんの患者へのメッセージ」ビデオがありました。
関原さんご自身のがん経験を通しての3つの想いです。
- がん医療は非常に進んでいます。
進んでいるがんになったとしても、希望を持って病に立ち向かうと言う気持ちが1番大切です。
がんになったから止めた、という気持ちにはなって欲しくない。
道は開ける、そう信じて欲しいですね。 - できるだけ充実した私生活を送る。
やりたいことはやる。
言いたいことを言ったらいいし、仕事も一生懸命やればいい。
若干なりとも社会に役に立つことをするといいですね。
人生の充実感こそが亡くなる時の支えになります。 - こうやって元気にやってこられたのは、友人、家族、ドクターの支援のおかげです。
健康な時に良き関係を築いておくことが大切です。
病気になってからではなく普段から。
やっぱり人に役に立つことをして人生臨んでいってもらえれば、本当に困った時にいろんなサポートをいただけます。
自分が年をとるということは、親をはじめ自分の周りの人の死が近づいているということです。
73 歳だった関原さんは、がんという病を通じ、人よりも死と向き合う時間が多かった事と思います。
私はまだ56ですが、元気だからこそ今のうちに死生観を持っておくことが大切だと感じました。
するとやり残したことが思い浮かび、人生の新たな目標を見い出せる気がします。
自分らしい最期とは何か、今日の「送る会」でそれを考える機会をもらいました。
春はすぐそこ。
2019年の立春は2月4日、
偶然にも世界対がんデーです。
ではまた!
いつも読んでいただきありがとうございます。
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2022年還暦時に「定年リタイア宣言済み」現メーカー勤め人。
アラカンなれど少年マインドで、豊かな人生を楽しむ方法を探求中。
自称「定年後の居場所アドバイザー」
アラカン少年こと嵐山還三郎
妻と娘の3人暮らし@神奈川
仏像フィギュアコレクター
www.instagram.com/arakanshonen/
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