アラカンです。ハワイ最終目です。
聞くと東京では雪が降ったとか降らなかったとか。
贅沢だと叱られそうですが、そろそろ寒い日本が恋しくなってきました。
ところで日本では、神様仏様のフィギュア集めとか仏像見学に関心がある私。
そういえば、ハワイの神様って?
えーっと何かしらあったような気がしますが、
ポリネシア系の木の偶像と重なってよくわかりません。
早速Webで調べると、どうやらポリネシア系のTIKIという神様がいるそうです。
ただし、ハワイでは区別してKi’i(キイ:偶像)と言います。
そうだ、今日はキイ探索にしよう!
ホテルのコンシェルジェに聞くと、
「BISHOP MUSEUMはどうですか?」と勧められ、
さっそく行ってきました。
ハワイの歴史や文化を2500万点を超える美術工芸品や写真、文献などで紹介しているハワイ一の規模の博物館です。
ハワイ海の実物大ともいえそうなクジラやサメが、吹き抜けのメインホールのダイナミックに泳いでいる展示も圧巻です。
(画像は公式HPより拝借)
今日はこんな催し物の最中でした。
明治元年(1868年)に日本からハワイに移住し、
異国への扉を開いた最初の日本人約150名。
名付けて「元年者」の150周年を記念する特別展示です。
さて、話はキイに戻ります。
キイはハワイ語では「かたち」を意味します。
キイは様々な姿かたちを持つところから名付けられたのだと推測します。
よって、木や石など自然のものから作りだされたキイは、
神や家の守り神を表わすものとなりました。
代表的なハワイの四大神は皆それぞれ役割が違うようです。
- カナロア → 海の神であると同時に、黄泉(死)の世界の神。
- カーネ → 万物の根源とされ、生命の神。またカーネとは「男性」のことも意味する。
- クー → 戦いの神、山や海の神。
- ロノ→ 豊かさの神、農耕の神。
およそ1000年程前に、ポリネシアから宗教と信念を広げようと、船でTIKIを持ってきて、それがハワイ独特のキイが生まれました。
おなじみABCストアに行くと、数多い木の偶像TIKIがお土産として売られています。
日本語で解説してくれた女性ガイドが熱く語っていました。
「TIKIとハワイのキイを一緒にしてもらっては困ります。
ABCで売ってるのはただのWarrior(戦士)も含まれていますよ。」
やばい。実は昼間のこと、既に6つをABCで購入済でした・・・汗。
「そっかー 格が違うんだな格が!」
私は、博物館で見かけたふんどし姿の「KU(クー)」に深く一礼し、
今後のさまざまな戦いの勝利を祈りました。
ではまた!
いつも読んでいただきありがとうございます。
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2022年還暦時に「定年リタイア宣言済み」現メーカー勤め人。
アラカンなれど少年マインドで、豊かな人生を楽しむ方法を探求中。
自称「定年後の居場所アドバイザー」
アラカン少年こと嵐山還三郎
妻と娘の3人暮らし@神奈川
仏像フィギュアコレクター
www.instagram.com/arakanshonen/
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